短
□*奪えばいい
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「おじゃまします」
初めて君をみたのは
今日の昼。
裕太が彼女を紹介したいといって
君を家に連れてきたとき。
「えと…千夏。俺の彼女です///」
「あっ、ぇと…初めまして///」
「フフ…2人とも緊張しなくてもいいのに…ねぇ、周助」
「あぁ」
第一印象は
可愛い。
恥ずかしそうに笑う君が可愛かった。
裕太が羨ましかった。
だから
少しずつ考えた。
どうすればいいのかを…
夜8時。
「あの…わたし、そろそろ帰りますね」
「え?」
「あー、俺も明日は学校だから帰るよ」
2人が帰ろうとする。
僕は
彼女を呼び止めた。
裕太に聞かれないように
こっそりと
「千夏ちゃん」
「え?あっ、なんでしょう?」
「裕太のことで少し話したいんだけどいいかな?」
「裕太くん?いいですけど…」
すると彼女は
裕太に「少し待ってて」と言って僕についてきた。
…さぁ
ここからだ