奪えばいい
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「おじゃまします」


初めて君をみたのは
今日の昼。


裕太が彼女を紹介したいといって
君を家に連れてきたとき。





「えと…千夏。俺の彼女です///」

「あっ、ぇと…初めまして///」


「フフ…2人とも緊張しなくてもいいのに…ねぇ、周助」

「あぁ」



第一印象は
可愛い。


恥ずかしそうに笑う君が可愛かった。



裕太が羨ましかった。

だから
少しずつ考えた。


どうすればいいのかを…







夜8時。


「あの…わたし、そろそろ帰りますね」

「え?」

「あー、俺も明日は学校だから帰るよ」


2人が帰ろうとする。


僕は
彼女を呼び止めた。



裕太に聞かれないように
こっそりと 
「千夏ちゃん」

「え?あっ、なんでしょう?」

「裕太のことで少し話したいんだけどいいかな?」

「裕太くん?いいですけど…」


すると彼女は
裕太に「少し待ってて」と言って僕についてきた。



…さぁ
ここからだ
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