Sweet
□びっち OxAMNS Sside
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｢あ､松潤前髪切ったね!｣
｢相葉ちゃん寝癖ついてるよ〜?｣
｢ニノー!ゲームの攻略法教えてー!!!｣
｢翔ちゃんどこ見てるの?｣
………あんたはびっちか
誰にでも飼い慣らされた犬みたいに笑顔ふりまいて
俺らがどんだけあんたに振り回されてると思ってんだっ…
｢翔ちゃん体調悪いの?｣
｢ゎ……元気だよ?｣
｢ならよかった｣
それっ!
その笑顔だよ!
ﾌﾆｬｯと柔らかく優しい笑顔が堪らない
そんな顔で覗きこまないでっ…
｢ちょっと太った?顎ないじゃん｣
下から俺を覗きこんでいた智くんの手が俺の顎に触れる
わっ……やばっ……
｢最近食いすぎなんだよ〜｡食べ過ぎちゃ駄目だよ?｣
｢んっ｡分かりました…｣
｢まぁ俺はいっぱい食べる翔ちゃん好きなんだけどね?｣
綺麗な指で俺の顎を左右に揺さぶって笑顔を落とす
｢もっ………智くんっ!｣
理性が耐えきれず､思わず智くんと反転する形でｿﾌｧに押し付ける
｢智くんっ……俺っ……｣
驚きを隠せない智くんが俺を見つめる
やばいっ……
｢翔さん何やってんの?｣
｢えっ何?抜け駆け?｣
｢ちょっと……リーダーから離れてください｣
…………………………
……えっ……えっえっ??
ｷﾞﾗｷﾞﾗと目を光らせる松潤と相葉くんとニノ
いたのかっ……
｢いやっ…これは違う…｣
｢もー助けてよー!翔ちゃんに襲われてんの!｣
なにっ!?
あんた何言って……
｢そう言うことですか……翔さんちょっとこっちおいで?｣
ひきつった笑顔を無理につくって首に青筋をたてるニノに腕を引っ張られる
わっ……まずい…
｢えっ?何が起こってるの?｣
｢リーダーは黙ってな｣
ｷｮﾄﾝとする智くんに冷たく言い放つ松潤
俺はと言うと……
｢ヘタレのくせに､俺らがちょっといなくなったらあんな大胆な行動ですか｣
｢誤解だって!｣
｢キスくらいはしたんじゃないの?｣
｢いや……なんも……｣
弱々しく言い返す俺を鼻で笑ってﾞやっぱﾍﾀﾚ…ﾞと言い捨てて去っていくニノ