短編

□ハッピーバースデー!
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「よし、事情は分かった。」
「酷いよレン君〜(泣)」
「…(汗)」


泣き崩れるカイトを俺は無視する。マスターが苦笑いしてるけど気にするか。え?カイトに何したかって?ただ、マフラー使って、首締めて縛り上げて、プラス脅しただけだよ。

「料理ニガテなクセに…大丈夫かよ、兇鵺。」
「大丈夫だと思うよ?一応…。」
「だって兇鵺だぜ?兇鵺が作る、魔女の料理みただろ…?」
「あー…、ちょっと心配かも。」

俺もマスターも一気に冷や汗をかいた。…ヤバい。

「ちょっ、俺家戻るわ!」
「え、4時まで引き止めろって言われてるんだけど!?」
「…分かった!心配だけど、ここいるから!」

マスターに引き止められ、やむを得ず俺は帰るのを諦めた。







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