☆ドリーム☆

□黒バス 君の支え
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新設された誠凛高校バスケ部の監督になった私はボールからユニフォームから

すべて買わなくてはいけなかったので

正直疲れていた

でもここでへばっては何も始まらない

「集合!今日は外周10週プラス腹筋・背筋それぞれ100回!」

全員「え・・・・。」

「つべこべ言わない!」

この間に笛を旧校舎の地域棟の倉庫に取りに行かなければ・・・・。

旧校舎は今はあまり使っていなくて薄暗く気味が悪いが行くしかない。

キャプテンの日向くんに言うため日向くんに駆け寄った

「日向くん、私この間に笛を地域棟の倉庫から持ってくるから」

日向「おう。でも地域棟の倉庫って旧校舎のとこだろ?しかもさっきから思ってたんだけどお前顔色悪いし大丈夫か?」

「え?大丈夫だよ」

そう言われればだるいかな

日向「俺が行こうか?」

「いいよいいよ!大丈夫だから」

日向「そうか・・・?」

「んじゃ、行ってきます」


ー旧校舎ー
だんだんと体が重くなってきた

運悪く笛は一番奥の倉庫と聞いている

「寒いし、薄暗いしこわい・・・。」

今は冬で少しの風でボロボロになった窓枠がガタガタと言う

やっと倉庫に着き、笛の入っている箱を取ろうとしたらめまいがして倒れてしまった

「ん?」

冷たい床ではなく温かい柔らかい床だった

でも私はもう目を開けることができず、意識が遠のいていった。

ー体育館脇ー

「ん・・・」

目を覚ました私は日向くんの膝の上で寝ていた。

日向「大丈夫か?」

「私どうなったの?」

日向「もう大変だったんだぞ。
   
   監督が遅いから俺が行って声かけようとしたら急に倒れるから」

「そっか、ごめんね」

私は起き上がり日向くんに言うと

腕を引っ張られキスされた後抱きしめられた。

一瞬のことで何がなんだかわからない

日向「もう俺を心配させるな。

   大切な監督であり、俺の好きな人である名無しさんが調子悪いとかなんでもわかるんだよ

   俺が名無しさんのずっとそばにいてサポートするから俺に頼れ!」

そっか。こんなに近くに私をおもってくれている人がいたのか

私はさっきのおかえり(仕返し)で

日向くんのえりをつかみキスをした

やっぱり驚いてる

「ありがとう!日向くんが私のそばにいてくれるだけでいい!好きな人といっしょにいれるだけでいい。」

日向「これから頑張っていこうな」

まだまだこれからだけど二人で頑張っていく

   
 

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