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□遊園地にて
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奇跡的に練習が無かったため黄瀬と笠松はデートすることになりました。

「センパイ!遊園地行きませんか?仕事でチケットもらったんスよ!」
「遊園地か…最近全然行って無いな」
「決まりッスね!!」

次の日約束通り遊園地にきた二人

「センパイ まず何乗りましょうか」
「そうだな……アレがいい」

そう言って指差したのはけっこう怖いと評判のジェットコースターだった

「じゃあ行きましょうか!」
「…センパイってすごいッスね」
ジェットコースターを終えてそれから次々に絶叫系を制覇していった二人
全て笠松のリクエストだった

「俺絶叫系大好きなんだ」
そう言って超笑顔になる笠松

「次どうします?」

ここの絶叫系はほとんど乗り尽くしてしまった

「じゃあアレ」

そう言って指差したのは……

「観覧車…?」

今までとは違い今度はゆったりとしたアトラクションだった
さっそく観覧車に乗り込む二人
観覧車がスタートしてすぐに黄瀬は口を開いた
「今日俺スッゲー楽しかったッス!!」
「俺も……楽しかった」
「あっ…………」
その時バックの夕日と笠松の笑顔が重なって黄瀬の心臓は高鳴った


(今日という日を絶対に忘れたりしない)

二人が同時に同じことを考えていたことを本人達は知らなかったのである…

END.
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