カカシ愛

□最悪な再会
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息を切らしながらやって来た火影室の前。
一旦呼吸を落ち着かせ、

ーコンコンー

「波風さとこ 参上いたしました。」

3代目「入るがよい。」

「失礼いたします。」

3代目「10年ぶりじゃな。綺麗になったのぉ…相変わらず4代目によく似ておる。」

10年前のあの日。10月10日。
私は木の葉を離れた。

兄さまもクシナさんも亡くなり、私の身を案じた3代目の配慮で、自来也先生とともに。

10年間、自分の身を守れる様自来也先生と各国をまわりながら修行をし…私は再び木の葉に戻ってきた。
兄さま、私強くなったよ。
兄さまが守ったこの里を、私も守っていくから。

3代目「自来也はどうしたのじゃ?」

「先生は、まだ本を書きながら各国をまわるみたいです…」

3代目「あやつは…はぁ~。おっ、そうじゃった!住む場所の手配はしてある。ここに行ってみるとよい。」

「ありがとうございます。」

渡された紙を見る。

3代目「最低限のモノは揃っているはずじゃが…」

「いえ、そんな。何から何まで…ありがとうございます。」
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