-HUNTER×HUNTER-
□一次試験通過‼
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「姉貴。電話、誰?」
「知り合い」
「いや。そりゃそうだろうけどさ」
「…レオリオ!?」
「ゴン!!」
言ったかと思うとキルが呼んでいるのも聞かずに戻っていってしまった。
「始めたようね」
「ちっ馬鹿な奴だ。わざわざ他人を助けに行っちまうなんてよぉ!」
「あぁ…馬鹿な奴さ」
あいつ…ヒソカはきっと向こうで“試験管ごっこ”をしている。
多分あの子は大丈夫かな…!
って事は…。
「私、1人になるね。また後で!!」
「えっ?おい!!姉貴っ!?」
キルが何か言ってるけど私はあの人を探さ…なくても場所はわかるけど。
…いた…!!
やっぱり針だらけ…。
周りがよけてる…そりゃ怖いよね。
走りやすそうだな。
まぁでも一緒にされたくないし…オーラでいっか。
(イル兄だよね?)
(うん、そうだよ。今はギタラクルだけど)
イル兄の前で後ろに手をやってオーラ使ってるんだけどイル兄が前までオーラを伸ばしてくれてるから会話になってる。
やっぱイル兄って良い兄様!!
(ギタ…ラク…ル?偽名なの?)
(うん、キルがいるからね。最後まで正体は現さないからキルには言わないでね)
(うん、言わないよ。後ろの変態に手、貸してるのってイル兄?)
(うん。手を貸してるって言っても有料だけどね)
(イル兄らしいよ)
(そう?)
(うん!)
イル兄と話し終わってまた私は前の方に行った。
キルには追い付かなかったけど。