海賊

□エース来航(Z×S←A)
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唇を解放され、後じさったサンジの背中が壁にぶつかる

「つ…ッン」

再び顎を捉えられ口を塞がれる。あのバカ力で顎を固定されたまま。顔を背ける事も、口を閉じるのも許されず口の端から溢れた唾液がしたたり落ちる

「…ッん、っんむ、う、くン」

(やっらしいキスすんな…)

空いている方の手で壁に擦れる金髪を根元からグチャグチャに掻き混ぜる
そうして乱された髪の艶っぽさにエースの喉がゴクリと鳴った

(……)

「ん、む…っは!ハァ…ハア」

長いキスから解放されたサンジは酸素を求めるように天井を仰ぐ

「ハァ……っん!」

顎を掴んでいた方の手の人差し指が顎から首筋、喉仏をつぅっとなぞり、サンジの黒いTシャツの首もとを引っ掛けてそのまま下に引いた。それによって剥き出しになった鎖骨の辺りからゾロのデカい舌が舐めていく

「んん…!」

空いた口にゾロの指が含まされる
口の中を指で弄りながらたまに噛んだり吸ったりしながらしつこいくらいに首筋を舐める

 
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