斗鯉夢會外伝
□荒らされた聖地
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―府設中―
志蓮は一人で校門の前にたっていた
―明星―
一方猿飛・椿原・関は明星に戻り唖然としていた
校舎の窓ガラスはほとんど割れており、教室の机は無惨なほどに荒らされていた
椿原『おっぉい!!華原大丈夫か?』
華原『すんません』
椿原『っくしょ〜…』
―府設中―
学校が終わり、ぞろぞろと生徒が帰り始めた。
宮本は一人一人確認するように見渡していた
宮本『謙次〜!!』
上杉『ばっか!!単車で来るか普通。俺はまぢめ学生だぞ』
周りの生徒の視線は明らかにこちらを向いていた
宮本『まぁ乗れよ、被るもんねーけどな』
上杉『ったくよ〜』
上杉をのせたバイクは明星へと直行で向かった
―明星中―
2人は明星中に着くとタバコに火を付け部室へと向かった
猿飛『来たか…』
椿原『見ての通りだ、ほとんどやられている』
関『しかし良山がここまで出来るとは思えんな』
宮本『その件だが上杉に調べてもらった』
上杉『志蓮から話しは聞いたよ。色々調べたら良山のバックには"滅法"がついているらしい』
椿原『あの族が…』
上杉『そこで提案があるんだが―――』
皆は2時間の話し合いの末バラバラに帰っていった…