テニスの王子様
□クリスマスも君と
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「薫は何が欲しい?」
「へ?」
急に神尾に声をかけられ、海堂はクエスチョンマークを浮かべた顔で神尾を見る。
「だから、クリスマスプレゼント!!」
「ヘ?ああ、……//別に、いらねぇよ」
それだけ言うとまたクリスマスツリーに視線を戻す。
「別にって…何もいらねぇの?!」
海堂の答えに納得いかない神尾は目を丸くして海堂に詰め寄る。
「ん。アキラは何か欲しいのか?」
「え?!…俺は…別に〜…。それより、薫!!本当に何もいらねぇのか?」
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