今日は珍しく部活がなくて、無駄に長いホームルームを終え、後は帰るだけ。



下駄箱へ向かうついでに通るライバルの教室。

無意識にあいつの姿を探すようになったのはいつからか…





もう、癖になってしまっている自分に桃城は苦笑した。


自分のクラスよりも随分早く終わっていたから、あまり期待はしていなかったのだけど。







窓際の一番後ろの席。


もう誰もいない教室で、一人だけ机に突っ伏している背中。



間違いなく自分のライバルで、想い人である海堂薫。





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