小部屋

□ナルサス青年組2
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ナルサス青年組2




「ただいまー」
「ナルト」
「ん?」
「これ食っとけ」
「へ?何これ?野菜?」
「七草粥だ」
「何それ?」
「今日これを食うと、この1年無病息災でいられるんだ」
「むびょーそくさい?」
「お前みたいなウスラトンカチに取り付くウイルスもねぇだろうが、縁起物だから、食っとけ」
「へーい。いただきまーす」
「いただきます」
「何かさぁ。サスケってば、やっぱ物識りなんだな」
「?」
「オレってば、こーいうの知らねぇもん」
「………、お前はドベだからな。これから俺が教えてってやる」
「へへっ。……でさぁ。これ、もちっと味あった方がよくねぇ?味薄いってばよ」
「粥だからな。胃に優しくなってんだぞ」
「でもよぉ、何か物足りないってばよ」
「じゃあ、味噌でも醤油でも入れて食え。…折角の白に緑が台無しだ」
「うゔ。そしたら、他に何か食っていい?」
「何食う気だ」
「カップ」
「ラーメンは駄目だぞ」
「うゔっ。そしたら、肉」
「肉だけ食うな」
「野菜はこれで食ってるじゃんか!」
「これだけで足りるかボケ!」
「だって!」
「煩い」
「サスケェ」
「ドベ」
「うゔっ」






ケンカするほど仲がいいってことで。

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