★短編小説部屋★

□ある日の夜
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初めて入るアイツの部屋

なぁんか雑然とした感じ?
ちらかってる訳じゃないけれど、あまり住んでる感じがないっていうか…

ふと思い出すディアッカの姿

ちょっと痩せた?

忙しそうだった…

そう考えながら、やることのない私は台所を覗いてみた



冷蔵庫に入ってるのは、お酒数本除くとあとは殆ど何も入ってなく

アイツ!
いつも何を食べて生活してるわけ!?
いくらコーディネータは体が強いとはいえこれじゃあ…

私は料理を作って待つ事にした。
買い物へ行き、食材を揃え、早速作り始めた。

いつもは自分の分だけだけど誰かに食べて貰えると思うと不思議と楽しいと思えて

それがアイツならなお…


知らぬ間に料理作りを楽しむ自分がいた


――――――――…


日も落ちディアッカが出かけて数時間

バタン!!

「ミリィ、ごめん!!イザークがどうしてもって、中々終わらせてくれなくってッ!!」

ドアが開けるなり大声で話す

「帰ってきたらまずは“ただいま”でしょ!?忙しいのは知ってる。いいわよ、別に」

「んっ?なんかいいにおい?」

「どーせ急いで帰ってきてご飯まだでしょ?暖め直すからちょっと待ってて。」




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