★短編小説部屋★

□晴れた日に
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いつも公務に追われる俺達…



たまの休みも2人っきりで家でのんびり過ごすこと多くて…



久々にまる1日休める…その日は出かけよう!とカガリは意気込んで俺に提案をしたことから始まる…――――




――晴れた日に――



その日の前夜…

執務室にてカガリと俺は明日の事について話していた。


「カガリ…明日どこ行く?」

俺がふいにカガリに放った言葉。
彼女は自信満々に

「私が最高のデートプランをたててやる!ちゃんとデートの心得だってあるんだ!アスラン、楽しみにしてろよ♪」

と笑っていた。

執務室の机上には付せんの貼ってある雑誌が散らばってのせてある。


なんてわかりやすく…しかしそんな彼女の行動を微笑ましく想う。

「そっか。じゃあ楽しみにしてるよ。明日は何時に迎えにいく?」

「明日は朝10時に駅前で待ち合わせだ♪」


…えっ、いくらなんでも目立つだろ?全国民がカガリの顔を知ってるんだぞ?


「カガリ…それは目立ちすぎるだろ?君は1国の代表なんだぞ?いくらなんでも見つかりかねない。」

「大丈夫だ!変装してくし…そんな事言ってたらどこにも行けないじゃないか!」

そんな俺の心
配をよそにカガリは自信満々に応える

「本当に大丈夫か?なら駅まではキサカさんに送ってもらえよ。」
「わかったよ。アスランは心配症だなぁ;」


期待と心配を胸に…
その日の夜は更けていった





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