★短編小説部屋★
□また明日
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俺はプラントでジュール隊副長の任についた。
今日はイザークとともにオーブに来ていた。
オーブに来るのは久しぶりで…
今日…やっと会える。
ミリアリア――
【また明日】
アスハ邸からほど近い公園…
俺はミリィと待ち合わせをしていた。
向こうから慌てて走ってくる彼女――
「ごめ〜ん!中々編集長が離してくれなくて;」
カバンを片手に持ち、OL風のスーツを着たミリィ。
「久しぶりだな。ミリィ…ところでなんでスーツなんだ?」
「だぁからぁ〜今まで会社にいたの!今日は出社日だったのよ。あんたは相変わらずねぇ。」
「久しぶりなのにつれないねぇ〜な、ミリィは!」
「いつもでしょ?」
「まぁね…」
久しぶりにあったのに変わらないミリィの笑顔と会話。
ミリィとの距離。
久しぶりの感覚にうれしさがこみあげる。
「今日、行きたいとこある?」
「ミリィの行きたい所ならどこでも?」
「あんたねぇ!答えてくれないのが一番困るのよ!」
そう言ってプゥと頬を少し膨らませて抗議する
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