★短編小説部屋★
□感謝の気持ち
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――俺は…この世界に生まれてきた双子に感謝する――
5月16日…
俺はずっと考えていた。
どうやって祝えば一番喜んでもらえる?
そんな俺に
不意に声がふってきた
「アスラン…何考え込んでるんだ!?」
「カガリ…何で?」
「お前の顔にそう書いてあるぞ?私に話してみろ!」
「それは…」
言える訳がない。
誕生日をどう祝おうか考えてたなんて…
「私にも言えないことか?」
不意にカガリが顔を覗き込む
「///いやっ、たいした悩みではないからッ///」
いきなりそんなに顔を近づけないでくれッ//
「そうか?う〜ん…ならいいが…お前、1人で考え込む癖あるからな。何かあったら相談しろよ?私やキラ、ラクスだっているんだから。って顔赤いな…まっまさか体調悪いのか?」
また不意におでこに自分のおでこを当ててきて…
「お前ちょっと熱あるんじゃないか!?」
顔が近いんだって//
「今、あがったんだよ…カガリ、他の奴にはやるなよ。」
「んっ何をだ?」
「…いいや。」
無意識…だもんなξ
まぁ、そんなことあったら全力で止めるし…
相談…か
ラクスはどうするんだろ?
俺はカガリの言葉を聞いてラクスに連絡をとってみることにした。
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