★短編小説部屋★
□ある日の朝
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シンを元気づけたい。
言葉にするより効果的な方法は?
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あの戦争の後
私達は相変わらず軍で働いている
シンと私の関係は?
友達以上恋人未満?
最近
気になる事は…
シンのお昼ご飯は決まって“コンビニのパン”だということ
「シン!またそんなのばっか食べてるの!?」
「これ、はまってさっ!!マジうまいよ♪」
「でもさ、そんなのばっか食べてたら栄養偏るよ?」
「大丈夫〜こんなにピンピンしてるじゃん!!」
「まぁ今はそうかもしれないけどね…」
こんな会話をした数日後…
「だから言ったじゃない!」
「っっうるさいよ〜。頭に響くって、ルナ」
今、私はシンの部屋に来ている
理由…予感は的中。シンは熱を出してしまったから
「ったく!他、症状は?」
「いや、なんかとにかくだるい」
「それで朝からずっと寝っ放しなわけね」
「う〜ん…」
話してても苦しそうなシン
「とにかく今は寝ちゃいなさい」
「あぁ〜…うぅ…」
意識が朦朧と
シンはウトウト寝始めた
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