★短編小説部屋★

□ある日の二人
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きっかけを掴んだ
その後

謝るだけじゃ足りない
私が彼にできることは…



――――――――――


旧マルキオ邸で作る料理
彼の大好きなロールキャベツ


喜んでくれる?
美味しいと笑ってくれる?



――――許してくれる?





私はアスランと喧嘩をした




それは昨日の事

アスランといつものように公務にあたる私


最近はなかなか進まない連日の会議。それに暑い気候も加わり、私のイライラは募るばかりだった


それに加えアスランは
〜あれはだめ
〜こうしなきゃ

と口を出してくる



わかっているさ

それは
アスランがオーブ代表の私を助けようと頑張っているということ…


なのに
イライラが募る私はアスランに当たってしまった


「カガリ!その格好はダメだろ。せめて…」
「もぅ!!」

私はアスランの言葉を遮り声をあげた

「アスランに私の何がわかるんだ!?アスランなんか大嫌い!!もう知らない!!!」

「…顔もみたくない?」

「あぁ!!」


いつもならため息ついて「はいはい」と流してくれる彼

だけど今回は?

顔をしかめて私の前から姿を消した。



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