小説

□蒼き瞳 朱き蝶 〜漆黒の闇に一筋の光を〜3
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蒼き瞳 朱き蝶 〜漆黒の闇に一筋の光を〜3



◇◆◇◆◇



…あの事件から一週間…



誰も事件の事は知らない…。

…まるで最初から何もなかったかのように…。


そして…深凪の日常も大きく変わった。




『キャーッ!!朱雀様ーッ!!』


転校生・神田朱雀に飛び交う黄色い声…。

その隣にいつも深凪がいる。


なぜいるのかと言うと…

…朱雀くんがあの時助けに来てくれた少年で、今は私のボディガードとして傍にいてくれるからだ。

…ちなみに、朱雀くんの相棒・彗輝くんは姿を隠し、私達のすぐ後ろにいる(らしい…。)



―…そして、1番変わった事といえば…。

…私は保護を受けるため、楓さんの家(正確には《胡蝶々》の本部)にお引越しをした事だ―





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