poem


□鏡蜃
1ページ/1ページ

暗闇を走り続けた
確かに痛みは感じるのに
裸足は汚れることもなく
足を止められない

鏡が映すのは誰?
微笑みをうかべ
涙で濡れた私の瞳を見つめてる

貴方が私の陰ならば
私は光になれるだろうか

傷つけば強くなれるの?
痛みに慣れることが出来れば
私は走るのをやめられるだろうか

何から逃げているのかも
もう分からない
立ち向かう壁さえみつからないなら

もう何も求めない
鏡の世界に平穏を・・・
セカイの闇に喝采を・・・

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ