小説

□すれ違う心
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「あ…あぁそうだな。」(相変わらずの憎まれ口だな…)
俺…眉村と戦って見てえなぁ」

「…それなら、違う高校に言ってみたらどうだ?」←勿論冷やかし

違う高校。
そうか…そしたら俺、眉村だけじゃなく寿や薬師寺達とも戦えるじゃん!
←真面目にとらえる

「ありがとう眉村…俺、」

プシュー…
「吾朗君大丈夫!?」
「と…寿ぃ!!恐かったよぅ!!」
そんなこんなでエレベーターから脱出が出来た。

一件落着…とまでは言い難いが。

俺決めた。二年生との壮行試合で勝ったら出て行くからな!!
そして…

「わからんな。大体今の時期に転校して何になる?ふざけるなよ…。」

画して眉村のこの疑問は自らが産んだ原因である事を眉村は知らない。

吾朗は吾朗で…
そんな回りくどい言い方しなくてもわかってるって。
俺のチームとあたるのが楽しみなんだろ♪

すれ違った心が産んだ現実。
それもまた必然なのでしょうか?






後書き
眉村の言った言葉って本気なのか冗談なのか区別できませんよね。
そこがきっと吾朗には盲点だったのです !


エレベーターという密室で眉村とふたりきり…。
吾朗が羨ましい限りですヽ(´ー`)ノ
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