パラレル

□隣のザンザスさん
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全くもって不思議なことに、ザンザスは時たまフラりと綱吉に構いにくる。


会うたびに睨まれるし暴言は吐かれるし、全然好かれているようには思えないんだけれど、アイツの考えは昔からさっぱりわからない。

ザンザスと、ザンザスの父親が引っ越して来たのは今から6年前。

綱吉が9歳の時のことだ。
綱吉の、友達になりたいなどという甘い考えは、ザンザスに会って3秒で崩れて風化して塵となった。


あれほどの恐怖は体験したことがなかった。


「おせぇ」


イライラした様子のザンザスが近寄ってきて、いきなり綱吉のパジャマを脱がし始めた。

「ぎゃーーーっ!!そ、そんくらい自分で出来るから!!!うわっ!ちょ、やめろって!」

聞いているのかいないのか、多分聞こえているのに無視しているんだろうけど、ザンザスは手際よく綱吉の服を脱がせていく。







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