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02/08(Sun) 15:20
ちょっと早いバレンタインネタ
壱原 紅

今回は、バレンタイン当日に書くことができなさそうなので――――――私の主要CPのバレンタイン話を一気に書かせていただきます

R18の内容も勿論出てくるので、文句のない方だけ見てください。(文句は拒否させていただきます)

それでは――――――ハッピーバレンタイン!!

02/08(Sun) 16:52
ちょっと早いバレンタインネタ1
壱原 紅

「バレンタインの日だったらいつでもいいので、遊びに来てくださいねシグ」

殆ど強制的に渡された、新都のホテルを示す住所のメモ
小さい英雄王ことギルガメッシュ、彼の言葉を思い出したのは―――バレンタイン当日の、ちょうど夜になるころだった


〜貴方と私のキスの味〜


「…すっかり、遅くなっちゃったな…」

メモに示された場所
それは、新都の見るからに高級なホテル
フロントで確認すると、確かにギルガメッシュは部屋をとっていた
案内されて、最上階
ドアをノックしてみる


―――返事は、無い


(怒ってるよなぁ…やっぱり)


4日前から言われていた事、あんなに楽しみにしているといっていた少年の顔を思い出すと罪悪感にかられる

いくら士郎達の相手をしていたとしても、約束していたことを忘れていたなんて酷い事をしてしまった


(でも、それなら尚更謝らないと)


「ギルガメッシュ、いないのか?」


そう思い声をかけてドアに触れると、鍵は開いていた

私が来ることが分かっていたのだろうか?

意を決してドアを開け、部屋に入る
鍵を閉めて中へ



「…ようやく来たか、王たる我を待たせるとはな…」


そこにいたのはギルガメッシュ――――――の、大きい方


「―――うん、帰る」
「待て、逃がさんぞ」

くるり、とドアに向かって背を向けると同時に、『天の鎖』に阻まれた


「ねぇ……私、小ギルに呼ばれたから急いで来たのに、しかもかなり遅れてきたから謝ろうとも思っていたのに、何で貴方が出てきてるのかな?」

少しだけ、その理由を解ってきてはいたが、問いかけてしまう

「は、何を言っている…アレには貴様を愛でられぬではないか!!」

うん、やっぱりそういう理由なんだね、どうしてこうなんだろうと溜め息を吐く


―――もっとも、最初に全力で拒絶しなかった自分もいけなかったんだろうけど、とそのあたりに対しても深く溜め息を吐いた


****


―――変だと言えば、この状態はその通りなんだろう

「ちょ…あっ、や…ひぁぅっ!///」

前立腺を凶暴な熱で抉られて、達した
互いの腹に白濁を撒き散らす

「ギ、ル…ど、して…?」
「む?」
「私…だ、け…」

荒い息で、途切れ途切れに疑問を口にする

この行為が始まってから、ずっと達かされていた

手で、口で、そして秘部の内で
与えられるのは快楽だけ


なのに、ギルガメッシュはまだ1度も達していない


「どうした、気持ちが良いのだろう?我の事など気にせず存分に愉しむがよい」
「っあああ!///」

ギルガメッシュはそう言うと、目を細めて強く突き上げてくる
際限なく啼かされる、その快楽の中で

「随分と待たされたからな…雑種共等より、我を優先しないとは何事だ…」
「っ…」

そんな、言葉が聞こえた


どれだけ怒っているのだろうか、この行為は私だけ貴方を求めてるのだろうか、こんなに熱に浮かされてるのは私だけ?―――1人だけなんて、嫌なのに



「ま…って、やだ…ギル、やだぁっ!!」
「っ!?」

気付けば、苦しくて悲しくて、思わずそう叫んで目を伏せていた

「シグ…?」

ああ、涙が零れる
戸惑う声で名前を呼ばれる
本当に分からないのか、どうして私が泣いてるのかが―――貴方にとって、私はそのぐらいにしか想われていないのか

「やだ…っこんな、1人…な、んて…一緒じゃ、なきゃ…意味が、ない…っく…私、だけ…が、なんて、嫌だ…嫌なんだ、ギル…」
「っ!シグ!!」

泣きながら、必死に言葉を繋げていく―――と、急に強く抱き締められた

「ギ、ル…?」
「違う…ただ、奪うだけではなく時にはこうして与えるのも…悪くはないだろうと、思っただけだ!!」
「…え?」

つまり、それは

「…貴様を傷付けるつもりなど無かった…だが、それで泣かれる等思いもしなかった…許せ」
「………なれないことしないでよ、焦るから」



―――ただの嫉妬で、私を想ってしたことか



がっくり、とお互い空回りした心情のまま力が抜ける
ふと、そこで思い出した

「…ギル、そこにある箱、あげる」
「ぬ?この箱が何なのだ」
「だから、私が持ってきた袋の中の…って、取るの早いな」
「これが何だというのだ」

部屋に入ってそうそうに押し倒された為、入り口の辺りに落とされていた白い袋の中にある小箱
いつの間に拾ったのか、しげしげと眺めている姿に呆れてしまう

「何で私が遅れてきたのか、理由すら聞かないのか貴方は」
「何だ、これのせいだとでも言うか?」
「…貴方のせいだ、自分の好みも教えないから…作ってくるのにも時間がかかった」

(…士郎達の相手の方が長かったのも確かだが)

「好きな相手の好みも分からないまま、作ってきた私の身にもなってほしい…「シグ、美味いぞ」…食べるのも早いな、貴方は…!///」


(文句を言ってるのにそれすら無視して滅多にしない笑顔でもぐもぐ口を動かしているこの王様は何とかならないのか…!)


思わず真っ赤になった顔を両手で隠しながらそう内心で愚痴る、と


「シグ―――愛しているぞ」
「な!?んうっ!?///」


急に与えられた、甘い、凶悪な囁き
唇をなぞられて、重ねられる

なんて、苦くて甘い口付け

「ぎ、るっ!?な、何…やぁあっ!///」
「何、この礼と先程の詫びをせねばならぬからな…喜べ、望みどおり一緒に快楽を分かち合おうではないか!!」
「い、いいっ!充分だからっ!もう無理だから!」
「ははは!遠慮せず啼くがいい、我が存分に愛でてやろうぞ!」
「ふあっ!?///も、や…やめっ!そこは…ぁ、んっ!さ、触るなぁっ!///ちょ、やだ、止めてくれぇぇぇぇ―――っ!!///」


………その後

深い快楽に沈められて、私はギルガメッシュが望む通りに泣いて、鳴いて
意識が途絶えるまで、啼かされた………




―――貴方の口に合うかなんて分からない
それでも、絶対大人の貴方に会うだろうから
ダークラムの生チョコで充分だと考えていたなんて言えないな―――

END

02/08(Sun) 17:25
ちょっと早いバレンタインネタ2
壱原 紅

「ランサー、やろう」
「お、おう…」

…不機嫌な顔で、どっさりと、大量の箱を渡された


〜お前と俺の想いの数〜


「なぁ……何でそんな不機嫌なんだよ」

山門の前で、少し離れて座る2人の男
傍から見てれば笑えるのだろうが、俺はちっとも笑えない、何故なら

「…知らぬな」

明らかに不貞腐れた顔で、そっぽを向いている俺の愛しい葵の侍
小次郎が、怒っているからだ

「な〜小次郎〜」
「何だ」
「こっち来いって、何で怒ってんだよ」
「怒ってなどおらぬ」
「じゃあ何でこっち向かないんだよ」
「向きたい気分ではない」
「…」
「…」

と、まぁ、こんな感じだ
正直話しても、会話が続かない
怒らせること等した覚えが無いから、困っている

(去年は、あんなにいい雰囲気だったのによぉ…)

どうしたものかと、頭を抱えていると

「…ランサー、いいのか」
「あ?何がだよ」

ちらり、と此方に視線をよこす小次郎の姿
どことなく、そわそわとしているように見えるのは気のせいか

「誤魔化すな、昨日バイト先で可愛らしい女子と『でーと』の約束をしていたのだろう?行かなくてよいのか?」
「…はぁ!?何だそれ!?」
「っ、だ…だから、お主昨日その女子や他の者達にも大量に渡されていたではないか!!その内の1人と街に行くのではないのか!?」


―――原因、分かった


「あ―…何だよ、もしかして、お前嫉妬してたのか?」
「なっ!?///何を、馬鹿なことを言うのだ!?///」

真っ赤な顔でおろおろしている姿に確信する
惚れた相手のことだからこそ、なんとなく考えていたことも想像がついてくる

「ってことは、この大量の箱の中身のチョコレートって、俺をデートとやらに行かせない為に作ったのか?持っていけないだろうと考えたのか?こんな量作るの大変だったろうに」
「っだ、だから、ちが…///」
「行くわけねぇだろ?こんなにお前っていう可愛い恋人がいるのに、何で他の奴に目移りしてる余裕があるんだよ?」
「ランサ―――っ!!///」

恥かしさのあまり、目が潤んでいる小次郎に笑みが零れる
ああ、本当に―――



「可愛いなぁ、愛してるぜ小次郎」
「っ///」


―――お前以外、目に入らない

「あの女の子達はデート目的もあったけどよ、ちゃんと断ったぜ?お前だってそうしてくれてんのに俺が裏切るわけねぇだろ」
「…うつけが、私のどこがいいというのだ…」
「そんなの数えたらきりがねぇよ、夜になっちまうしこのチョコ食う前に溶けちまう」
「なら…さっさと食べろ、溶ける前に」
「そうするぜ、そんでその後は―――」


―――お前を、食べさせてくれよ?


ニヤリ、と笑うと再び顔を染めた愛しい侍に、俺はきっと惹きつけられ続けられるのだろう




―――愛されているかどうか不安になる
だからどうしても離れてほしくないのだと言葉に出来ない分、形に頼ってしまう自分がいる
大量のハート型のチョコレートはその証、全部食べれたらその時は―――

02/08(Sun) 17:45
ちょっと早いバレンタインネタ3
壱原 紅

今日ぐらいならいいかと、素直になろうと思ってアイツにチョコを渡したら
そのまま土蔵に連れ込まれた―――なんでさ!?


〜素直な気持ちはアンタと俺の起爆剤〜


「ちょ…っ、も、むり……っア」

ぐちゅ、と濡れた音をたて貫かれる
これで3度目
2回分の精を躯の奥に注がれて、そこはもうたやすくアーチャーのものを飲み込む

「っ、ふむ…鍛え方が足りんな」
「そういう……問題じゃ…っ」

そう、アーチャーは3度目だが、俺はそれよりも多い回数いかされている
そんな状態であっても悲しいかな、自身は内からの刺激に反応しだしていて
それをみてアーチャーは喉の奥で笑う
奥深くを貫いたまま、味わうようにゆっくりと揺さぶられる

「ン……っ、ふ、あ…あっ!///」

甘い声が出てしまうのを、堪えることはあまりしなくなった

まぁ学習したというか
耐えれば耐えるほど、声をださせようとするアーチャーに散々な目にあわされてきたから

いつからこんな、魔力供給とは関係ない行為をするようになったのか
初めはそれが目的の1度だけ
いつの間にか前戯が長くなり、躯をほぐす以外の目的での接触も増えて、今は数回普通に抱き合ってから
最後にパスをつないで魔力を俺から吸いあげていく体力も精力も尽き果てて、魔力供給の次の日は躯が使い物にならないこともあるぐらいだ


――――――ただ、困りはするが嫌だとは思わないのもどうなのか


初めて出会った時は気に食わない奴だと直感し、アーチャーにしたってそうだったはずだ
明確な殺意さえ抱いていたのだから間違いない
どこで、こんな行為を受け入れてしまえるほど、俺はこいつを

「っ!あぁっ…!?///」

緩やかだった動きが唐突に激しい突き上げにかわり、思わず高く喘ぐ

「考え事とは、随分余裕があるようだな、衛宮士郎」

アーチャーの苛立った声が届く
なんで、そんな、苛立っているんだこいつは
わけがわからない
俺達は近いようで遠い
同じ部分も多々あるが、基本的には何を考えているのか言われなければわからないのだから

「っ…おま…えの、ことっ///…かんが…えて、たんだよっ、馬鹿!///」

俺も、思っていたことをそのまま口にする
途端、アーチャーは凍りついたようにぴたりと動きを止めた

あ、すごい間の抜けた顔をしている


「…わかんない奴だな、アンタ」
「……それはお互い様だろう」

苦虫を噛み潰したような顔をして唇を重ねてくるから



「―――アーチャー、俺、お前のこと、好きだ」



ついでに、めったに口にしない言葉を音にしてみる
その直後

「…!っえ、なん、でっ!?///」
「っ、自業自得というものだ、士郎」

アーチャーまでめったに言わない、名前だけを囁いてくる

(それよりもっ、俺の内にあるアーチャーの体積が増して、いやもう無理だってっ!)

…結局その後、散々啼かされたあげく、根こそぎ色々なものを奪われた



―――鈍い自分自身からこそ気付けないのだけど
想い想われるのは、悪いものじゃないと気付いてしまったからこそ大切にしたい
渡したチョコは同じ味で同じ形、ここまで一緒だと何だか照れるよな―――

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