□VOL.6 Previous day
of approaching OUKA
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「…………」
ヒュッ
カッ
「やった!初サーブ成功!」
「すごい!ヒロム君!!」
乙女と実来は歓声をあげる。
「今までヒロムがサーブが出来なかったのは、体全体が回ってしまうためで、」
「重りをつけて体の回転を遅くした。」
「「ましろん偉い!」」
「二人してましろんはやめて欲しいなぁ」
眞白は苦笑いを浮かべた。
「しかしこうも球が多いと…」
カッコッカッ!
喜びのあまり、ヒロムはサーブを乱発している。
「調子に乗るなぁ〜!」
「ヒィィィィィ!」
「ヒ、ヒロムくーん!」
「ハハ、でも今の内にサーブは練習した方がいいかもね。」
戯れる3人に眞白が提案する。
「卓」
「球」
「場?」
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