Story

□神六 (甘)
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暑い







「あーーーつぅ!!!!!」

「うっせ…余計暑くなる」
只今37度。
クーラー&扇風機故障中。




「暑い暑い暑い暑い〜〜」イライライライラムカムカムカムカ


「うちわぁ〜うちわぁぁ〜どこだよ〜」




「うっさいな。雨降らせや…」

「あ〜そっか、頭いいなぁ」

え、わからんか

「それくらい分かる…早くして」






「ぅ…」





パタ


!?


「おい!えむ!!えむ!!
おいおい…うそだろ…


暑い………」


「お〜い えむ〜」
ペチペチ


「あ〜ぁ……」

倒れたな…



「よいしょっ」
ズルズル…


畳の広い所まで移動する。
「こいつかりぃな…プ…

の、わりに力あんだよな…」

枕…


あ、うちわあった!!

パタパタ。

「えむ〜涼しいか〜〜」

パタパタ


何分かに何回か

うちわであおぎに来てやる。


とりあえずタオル、水でぬらして顔に乗せてやるか…

ドタバタ


ジャー
ポカポカ

「あったかぁっ!!」

よけいあつなるわ


「〜〜」イライライライラ





氷……!



ガチャ

「はい無い!」

バンッッッ!!!



……………イライライライラ





…………





冷凍庫でタオル凍らすか…

えむ大丈夫かな…









「ん…………」

「おぅ、目ぇ覚めたか」

ムクッ


目が覚めるとふんどし一丁で汗だくの六が横にいて…うちわであおいでくれてる



パサッ

「これ…」


タオル…

冷たい…

六が?


「倒れたからタオル…//
してやった…

強い神様が暑いくらいで倒れてやんの(ボソッ)」


「ろくっーーーーー///」


「うわっ!!!あつい!!!!」

「聞こえてんぞーこら〜〜神様だって弱る時は弱るし!!
ぎゅ〜〜っVv」
「やめっ!!!まじでやめろ!!!ほんまお願い!!!暑い!!斬るぞ!!」


「…心配してくれた?」

「なっ…」

「なぁ、答えて」
「………」

「ろく〜…」

「めっちゃ…………した」


「なんて?」

「…し………心配したって………//」


「そんなに恥ずかしがんなよ。俺も六が看病してくれたのすっげーうれしい」


「MZD……」

「六…ありがとう…」

そんなに率直にありがとうなんて言われたら

もっと恥ずかしいって…

あぁ暑い…


END
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