たんぺん

□星に願いを。
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『ほら! すごいよエド!!
天の川が見える〜!!!!』



私は空を見上げながら隣りにいるエドの服の裾をクイッと引っ張って言った






エド「ホント、綺麗だな…。」

エドも空を見上げて言う







私とエドは今屋根の上にいます!誰の家の屋根かはわからないけど…


屋根にいる理由は…
七夕だから!!!!!!



1年に1度織り姫様と彦星様が会える日



こんな日は大好きな人と一緒にいたいでしょ!
って事で、彼氏のエドと星を見てます









『お昼雲りだったから、夜ちゃんと天の川が見れるか心配だったんだけど見れてよかったねぇー!』

エド「あぁ。」








私の目に写る天の川


1つ1つが輝いていてとても綺麗





彦星様は、たくさんの星からできている川を渡る

織り姫様に会うために…









ねぇ、エド…

もしあなたが彦星様で、私が織り姫様なら
私のためにこの大きな川を渡ってくれますか?






私がそう聞くと
エドは優しく笑って
"当たり前だろ"って言ってくれた



私はそれがとてもうれしかった










この綺麗な空の下にあなたと2人

そして私がほしかった言葉をくれた





私はこの日を一生忘れないと思う


とても幸せだったから









願わくば、来年もあなたと一緒に過ごせますように…。










 

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