◇キングダムハーツⅡ
□【ぬくもり】
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《ｼﾞﾘﾘﾘﾘ》
鳴り響く目覚ましの音にアクセルは苦笑いした。
何故なら目覚ましを掛けた本人は、起きる気配すら感じさせないくらいに眠りについてるからだ。
「………」
「なんでこいつは起きないんだ？」
今朝の任務が長引き帰って来たのが遅かったせいか、ロクサスは気持ち良さそうに眠っている。
「……」
部屋でずっと鳴り響く時計を止め、ロクサスの隣に腰掛けた。
「なぁロクサス、後どんくらい一緒にいられるんだろうな…」
ノーバディの俺達には『心』なんかないはずなのに、
なんでこんなに胸が痛いんだ？
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