機動捜査隊（頂きもの）
□黒ちゃんからの手紙
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かじわらへ
お誕生日おめでとうございます。
しゅうじにプレゼント渡しておいたんだけど、受け取って＆喜んで貰えたかな？
喜んでもらえたら、とても嬉しいです。
本当におめでとう。
かじわらが居てくれるから、おれは今こうして居られるんであって…
…かじわら『お母さん』疑惑が再度おれの中で絶賛巻き起こり中なんだけど、それはちょっと置いておきます(笑)
いつもは手渡しなんだけど、今回はしゅうじの予定も、かじわらの予定もタイトだったのでお手紙にしてみました。
おれって空気読めるよね？(笑)
おめでとう、かじわら。
そして、どうもありがとう。
いつも、しゅうじとおれのそばに居てくれて。
そして、、、
手紙はそこまでだった。
「黒、何て書いてたの？」
「…ナイショ、です。俺と黒ちゃんの」
少しだけ瞳を潤ませた梶原が秋葉へと笑顔をみせる。
梶原と黒の、二人の絆にほんの少しだけ秋葉は嫉妬を感じるが、それは嫌なものではなかった。
「梶原が幸せそうで。それが、俺は嬉しい」
だから、本当の心を言葉にのせる。
「俺、とっても幸せです」
幸せそうに笑みを見せる梶原が、とても可愛くみえた。
くすり、と、釣られたように秋葉も笑みを浮かべ…
「お前が嬉しいと俺も幸せになれる…気がするんだ」
梶原へと囁いた。