-戯言-

□零崎くん一家-長男編-
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「大将ぉおおおおおっ!」
「うおっ、いきなりどうしたっちゃ?七子」






「あんたんとこの変態どーにかしろやぁぁああああっ!!」
「………諦めろっちゃ」





諦められたら苦労しねぇんだよ、ばかやろー!!
と言って七子は軋識を殴り飛ばした。


「どーしてアイツはああも変態なんだ?」
と七子は言う。



「それが双識なんっちゃよ」
と零崎軋識が言う。



「かはは。まぁ七子が兄貴の餌食になってくれたお陰で俺は自由になったけどなぁ」
と零崎人識が言う。

「あ゙?じゃぁ何か?私はお前を自由にする為の生贄か何かってか!?」
ぎりぎり、と七子が人識にアイアンクロウをお見舞いする。






「お兄ちゃんはあれがスタンダードなんですぅ。仕方ないですよ〜。妹フェチ&シスコン&ブラコンの救い難い変態なんですからぁ」
と零崎舞織は言う。

「でもスパッツは邪道だの何だのは行き過ぎだろ!?!?
この間なんかメイド服着させられそうになったんだけど!!」
七子は地団駄を踏み、双識の変態っぷりに悲観する。



「あぁ、確かに七子、メイド服似合いそうですね〜」
「そっち?もう双識の変態は認めちゃっての発言ですね」




ぎゃあぎゃあと不服と不満と怒りを込めて、七子は喚いた。




七子はここ最近、とみに双識に付き纏われている。
酷い時は拉致されて、『デート』と言う名の強制イベントに参加させられた。



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