-戯言-
□昼食の策
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「じゃ、七子ちゃん、作ってくれる?」
間。
「まさかいーたん、こうする為にそれ食べてた?」
私の言葉に、いーたんはにっこりと微笑む。
うっわ、胡散臭い笑いだな。
何だか腹立つ。
「勿論。そうする為にこれ食べてた」
駄目かな?と、いーたんは首を傾げる。
っかわいいっ!!
それも策の内なのか、いーたんめ!!
策であろうが、天然であろうが、本音を言えばそんなことはどうでもいいのだ。
そもそも。
貴女の頼みを断る筈がない!
(だからってキムチ丼ご飯抜きはやばいよ。)
(うん、僕もそう思った。)
―END―