テイルズオブジアビス
□そんなの愚問ですね
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「生まれ変わったらジェードは何になりたい?」
また訳の解らない事を言い出した、とジェイドは思いながら、ルークの質問を無視し、コーヒーを口に運んだ。
無視されたルークはたまらず、座っていた椅子から下りて、ジェイドの前に立った。
「………なんです?」
「なんです?じゃねーっつーのっ!俺の質問無視すんな!!!」
「………はて、なんの事です?」
ジェイドのその言葉に腹を立て、ルークは顔を真っ赤にして、目一杯叫んだ。
「ジェードは、生まれ変わったら、何になりたい!!!!!!!!?」
耳が壊れるのではないかと思うくらいの大声。
流石のジェイドも驚きを隠せなかった。
「…………あなたは…そんな大声ださなくても聞こえます」
眼鏡を くいっ と上げて言った。
「うるせーっ、早く答えろ」
「…………そういわれましてもねぇ……」
ジェイドは腕を組み、上を向き考えた。
「あなたは何になりますか?」
「ほえっ???」