テイルズオブジアビス
□思いやり(ジェイルク)
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「サフィール……いえ、私の小さい頃の下僕です」
ディストを倒した後、譜石を探し、ケテルブルクの石像の前でジェイドがディスト話をした。
もっとも、譜石を小さい頃ディストが見つけた、という話だった。
『ジェイド…ディストの話しして…平気なのかよ…』
ルークはディストの話しをするジェイドがどことなく、寂しそうだと感じた。
『苦しそうだった…ジェイド…平気かなぁ』
ルークは布団の中に潜り一人で悩んでいた。
『励ましたいけど…どうすればいいんだろう……』
ルークは生きてまだ七年しかたっていないのでどう声を掛けようか、迷っていた。
『あーぁ、ガイやティアに聞きたいけど…自分の言いたい言葉、だろうし』
ルークは葛藤していた。
――コンコン
「?開いてるぜ」
―ガチャ
「―――ジェイド」
入って来たのは今考えていたジェイ
ドだった。
「ガイに貴方の様子がおかしいと伺ったので、見に来ました」
ジェイドはいつもの様に淡々と話していた。
「や、その、べっ別におかしくない」
「そーですか?顔色悪いですよ♪」
ジェイドはいかにも楽しそうに話す。