テイルズオブジアビス
□すれ違い(ジェル)
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「ティア…お願いがあるんだ…!」
「え…」
ルークはティアの前で両手を合わせ
お願いをしている。普段のルークからはあまり考えられない行為だった。
「お願いだ…ティア!」
「わっ…私ができる事なら」
「やった!」
ルークは急かす様にティアをキッチ
ンに連れて行った。
「ケーキの作り方を教えてくんねーか?」
「ケッ…ケーキ!?」
「ダメ…か??」
「いえ…でも」
ティアは曖昧な返事をした。料理は苦手ではないが、ルークの行動に信じられなくて動揺をかくせなかった。
「実はよう…」
….・¨☆
「仕方ないわね」
理由をのんだティアは不服ながらも手伝ってくれた。
「サンキュー!!」
ティアに説明されながらケーキ作りの方はちゃくちゃくと進んだ。