テイルズオブジアビス
□かくれんぼ
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「ガイ!」
オレンジと赤を混ぜたような髪の小柄な少年は、新しいなにかを発見したような顔で、自分よりも二回り、いや、それ以上違うガイという青年に話しかける。
「なんです?ルーク様?」
その少年の名はルーク
「あのな!あのな!」
小柄な体で精一杯背伸びし、耳もとで囁いた。
「かくれんぼ、やろーぜ!」
「え?かくれんぼ…ですか?」
「うん!俺が隠れるから、ガイが探して!」
「俺が…鬼ですか」
ガイは少し上を向き、消えそうな声で言った。
「ルーク様は隠れるの、上手いからつかまるかな…」
「え?ガイ?俺がいとやったことないぜ?」
ルークのその言葉にガイは はっ と我にかえったようにルークの方を向き頭を撫でた。
「なんでもございませんよ、ルーク様」
その言葉を聞いてルークは満面の笑みを浮かべガイの腰に抱き付いた。
「さぁ!ルーク様!隠れて下さい」
「うん!」
ルークは自分の部屋を後にした。
ガイは窓際に行き外を見ながら数を数えはじめた。
「1…2…3………さて、探すかな」
―恋のかくれんぼの上手なぼっちゃまを
☆ガイ→→→ルーク みたいな図で!かくれんぼ。この後を書くかは迷い中です。☆