テイルズオブジアビス

□私の前では
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「泣いているのですか?」

ジェイドはベッドで布団を被って丸くなっているルークに話しかける。

「…泣いてねぇ」

ルークは鼻水まじりの声で答える。
ジェイドは 説得力がないですねぇ と言いながらルークが丸くなっている隣に腰を掛けた。

「そんなすねないで下さいルーク」

「すっ…すねてねぇ!」

「そうですか」

「?」

ジェイドは軽薄に言うと、ベットを離れた。

「……ジェ…ジェイドッ!」

ルークは急いでベッドをとび出し、ジェイドを追った。

「なんです?」

ジェイドはルークの方を向かないで話す。
ルークはジェイドの裾を掴んで蚊の鳴くような声で話す。

「あんたが…かまってくれねーから!」

ジェイドはルークの方を向き言う

「だから、なんです?」

「かまってほしいなんて…自己中心的で最悪だって思った」

「ルーク…?」

「嫌悪感があっただけ…」

ジェイドの唇によって続きを言うことを許されなかった。



「っふぁっ…ジェイド?」



「私の前では我が儘でいてください」

「ジェード…」

ジェイドは微笑みました、ルークのことをお姫様抱っこした。

「ジェイドッ?!」

「だから私もあなたの前ではいつもの私になりますよ」

ジェイドはいかにも悪そうな顔をし、ルークをベッドに押し倒した。

「いっ…ちょっ…ジェ…んー」

抵抗しないままルークはジェイドに美味しくたべられました。


愛おしい人よ、私の前ではありのままのあなたをみせて。

−END
 

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