テイルズオブジアビス
□COOL*DAY
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まだ開いていない扉から大きな声で外にいる使用人、ガイにルークは叫んだ。
「はいはい」
ガイは笑いながら言った。
「おら、入れよっ」
「ふー、寒かった……」
ルークの顔を見た瞬間、先程まで笑っていたガイの表情がいきなり強張った。
そのことにルークは少し驚いたが、いつもガイは心配し過ぎだから、今日のも勝手に心配しているだけだ、と、あまり気にせずにガイの部屋に入ろうとした。
「待て!ルーク」
「…………???」
いきなり大声で怒鳴られたので、驚いた表情をした。
ガイは気付き、すぐ謝った
「あ…悪い…つか、お前なんでこんなに冷たいんだ!!!」
ガイはルークの頬っぺたを両手で割れ物を扱うように包んだ。