テイルズオブジアビス
□思いやり(ジェイルク)
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『誰のせいだと…』
と、ルークは思ったが、ジェイドが元気なら、とも思っていた。
「何笑っているのです?気色悪いですねー」
「うっ…うっせぇよ!俺は…俺はただジェイドが元気なら、って」
ルークの語尾はだんだん小さくなった。
ジェイドはその反応を面白そうに見ていた
「おやおや、可愛い事言いますね〜」
「っせーっつー…」
ジェイドの唇で最後まで言えなかった。
「っぅっ…あっ…ジェイド……?」
「食べたいくらいです♪」
ジェイドはルークの上にのりながら言った。
「ジェイド…」
「私なら平気ですディストの死は、私が受け止めます」
「…ジェイド」
「ご心配ありがとうごさいます、ルーク…お礼です」
「ん…ジェイド…」
ジェイドはルークにキスをした。
ルークは言葉じゃなくても、伝わるものだなぁ、と思っていた。
−END