テイルズオブジアビス

□思いやり(ジェイルク)
2ページ/2ページ

『誰のせいだと…』

と、ルークは思ったが、ジェイドが元気なら、とも思っていた。

「何笑っているのです?気色悪いですねー」

「うっ…うっせぇよ!俺は…俺はただジェイドが元気なら、って」

ルークの語尾はだんだん小さくなった。
ジェイドはその反応を面白そうに見ていた

「おやおや、可愛い事言いますね〜」

「っせーっつー…」

ジェイドの唇で最後まで言えなかった。

「っぅっ…あっ…ジェイド……?」

「食べたいくらいです♪」

ジェイドはルークの上にのりながら言った。

「ジェイド…」

「私なら平気ですディストの死は、私が受け止めます」

「…ジェイド」

「ご心配ありがとうごさいます、ルーク…お礼です」


「ん…ジェイド…」

ジェイドはルークにキスをした。
ルークは言葉じゃなくても、伝わるものだなぁ、と思っていた。

−END
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ