テイルズオブジアビス

□想い
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「ティアにも言われたろ、闘う覚悟があるか?って」
「あぁ、でも俺はー!」
「殺すとは言ってない、か?」
「うっ…」

さっきから図星をつかれルークは少し涙目になる。
だがここで涙を流せば馬鹿にされるので、ルークはベットのシーツを強く握った。

「そっ…それでも俺はっ―」
涙は堪えられたもの、声が震えそうになり上手く喋れない。

「ルーク…」
「?!」
そんなルークの肩を優しく抱き寄席、背中を優しく撫でた。
まるで子供をあやすかの様に。

「やめろっつーの!子供じゃねーんだから」
「お前はまだ子供だ」
「………」
「まぁ、そうむくれるな、それより」
「?」
ガイはルークの肩をさらに強く抱き、耳もとで話す

殺したからどうだとか、あんま考えんな、こんな言い方ダメだろうが、今は仕方ない…こっちも相手もそれ相応の覚悟はあるだろう」

「でも…俺は…」
「本意でなくとも、そういう場に出たら、割り切らないとダメだ」
「……ぅん」
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