テイルズオブジアビス
□二人だけの秘密
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「起きてるって、少し片付けたいのがあるから後で行く!だから退いてくれ!」
ルークの言葉にメイドは少し戸惑い、
「かしこまりました」
とだけ言うとその場を退いていった。
「ルーク?」
ガイは不思議そうな顔でルークをみる。ルークは恥ずかしそうな顔でうつむいていた。
「……////べっ…別に俺がなにしようと勝手…うゎぁ」
ガイは力強くルークを抱き締めた。ルークはいきなりのことに慌て、まっかになりながら取り乱していた。 そんなルークをガイは愛しそうに見つめた。
「ルーク」
「なっ…なんだよ」
「…ルーク、ごめん」
「はぁ?なんでガイがあやまんだよ!」
突然のガイの意味不明な言動につい
ていけず、ただ、ガイをみていた。
「や、もっと沢山ルークと会いたいけど、俺の立場じゃな」
―使用人だし
と、小声でガイはつけたす。それに対しルークは少し笑って、言った。
「別に…気にしてねーよ。俺も、外でも会いてぇけど……でも、2人だけの秘密っても…いいし…」
「ルーク…?」
「………////」
ルークは自分の言ったことに気付き
真っ赤になり顔をガイから反らした。
「ルーク♪」
「………なんだよ////」
「愛してる…」
「////おっ…れも」
「2人だけの…秘密…だからな、絶
対人にいうなよ!」
ルークは真っ直ぐした目で、恥ずかしそうに、強く言う。
「あたりまえだ。ルーク」
二人だけの秘密。これからもずっと。ずっと。