ナルト短編

□砂の里へ
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砂へ迎う途中でカカシとも合流を果たした。そして走り続けて3日後――― 


「よし、着いたぞ。」

「ここが砂隠れの里だ。」

「ここが、砂隠れの里・・・。」

「ああ、そうだ。あまりはしゃぐなよ。」

「わかってるよ。」

「そうだってばよ!(はぁ それにしてもこいつら遅すぎ。砂に着くのに3日かよ。せめて2日でつけよな、ったく。)」

「わかった、わかった。それにしてもガイ班はどこだ?」

「そういえばそうね。たしか待ち合わせはここだったはず。」

「さては、またどこかで修行か?」

「ハハハ、ありえるね。まぁそれに砂の迎えもまだみたいだし?」

「そうだな。気長に待つか。おまえらあまり行きすぎるなよ?」

「はい。」

「おう!」

「わかったってばよ!」


三十分ぐらい待っただろうか。ようやくガイ班がきた。 

「おそかったな、ガイ。」

「すまないな。」

「ネジ!久しぶりだってばよ。」

「ああ。久しぶりだな。元気だったか?」

「当たり前だってば!!ゲジマユにテンテンも元気だったってば?」

「はい!僕は元気いっぱいです!ナルト君。」

「あたしもよ。正直いってそろそろ限界だったの。」

「あ、そうなんだってば。テンテンも大変だってばね。(個性的が三人もいるんだしな。同情するぜ。)」

「ありがと。」

「それより、砂からまだきてないんだけど知ってる?」

「ああ、それならちょっと遅れるらしいですよ。」

「カカシ先生みたいに何時間も遅刻したら許さないってばよ。」

―ピシッ 

その途端空気が変わった。ナルトの周辺だけ異様に温度が低い。周りは唖然としているが、サスケとサクラは平然としていた。3日と数時間前に体験したから。

「な、ナルト?」

「な、ナルト君?」

「い、一体何があったんだ?」

「別になんでもないってばよ?」

「普段キレない人は怖いって本当だったんだ。」

「なんか言ったってば?」

「い、いえ、何も言ってない!!」

「??」
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