ナルト長編
□第二章
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1、日常生活から一変して・・・
波の国での任務以来、ごく普通の任務が続いていた。(ナルトはその間にたまっていた暗部の任務をこなしていた。)
来る日も来る日もDランク任務をしていたため、それでも最初は頑張ってきた。
だが次第にナルトはイライラしてきた。
そんなある日・・・。
いつも通りカカシは集合時間に遅れていた。(ナルトに殺気を飛ばされた。)
「・・・で?先生、今日の任務は何ですか!」
「ん
今日は任務はないんだ。その代わり、中忍選抜試験について話そうと思ってな。(ナルト、そんな怒らないでって!)」
「「中忍試験!?」」
(・・・やっと来たか。この日を待っていたんだ。)
「ああ。後日、志願書を渡すからね。とりあえずゆっくり考えてみてよ。それじゃあ俺は失礼するよ。」
―シュッ
「あ、行っちゃった・・・。」
「中忍試験か・・・。サスケ君とナルトはどうするの?」
「俺は受けるさ。(この日の為に俺はくだらない任務を受けてたんだ。)」
「ふ
ん。サスケ君は?」
「俺も受けるな。そういうサクラはどうなんだ?」
「あたし?ん
まだわからないよ。」
「まぁこれは強制じゃないんだしな。ゆっくり考えればいいさ。」
「そうよね。あ、今日はさ任務もないことだし何か食べに行かない?」
「いいな。丁度昼だしな、俺は行く。」
「サスケ君は?」
「・・・行くか。」
―トコトコ
「・・・で、どこに行くんだ?」
「実は今あまり手持ちがないからラーメンでも食べにいこうかと・・・。」
「ラーメンか。・・・どうせなら焼肉たべにいこうぜ?」
「・・・焼肉か。」
「え、でも・・・。」
「いいから行こうぜ。お金なら何とかなるからさ。」
「う、うん・・・。」
―トコトコ
―ガラガラッ
「いっらっしゃいませ
。三人ですか?」
「あ、はい。」
「じゃあお好きな席へどうぞ。」