ナルト短編
□砂の三兄弟
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今日もじっちゃん(三代目)から任務を貰おうと執務室にむかった。
「じっちゃん、今日の任務は?」
いつもと同じように窓から入ると、これもまたいつもと同じように、
「窓から入るなといっとるじゃろ・・・。」
そして、いつもと同じやり取りが始まる・・・と思ったら、
「ナルト、今回は緊急の任務に行ってくれるかの?」
「・・・はぁ?」
少し反応が遅れたがちゃんと返事をする。
「ナルト指名で緊急任務じゃ。」
「最近は静かだったのに、一体、誰からだ?」
「風影からじゃ。」
「・・・どういうことだ?」
「大まかなことはこれに書いてある。」
そう言い、ナルトに巻物を渡す。
そして、直ぐ様広げて読み出す。
「・・・要するに、子守か?」
巻物を読み終え、そう言い放ったナルトの顔は恐かった。