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□小論1
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心理学が現代社会において果たしている役割、果たしうる役割について、800字程度で述べよ。
現在、心理学で重要視され社会に求められているのは、様々な問題に対する心のケアです。複雑かつ多様化している現代社会では「人の数だけ問題がある」といわれるほど、人々が受けるストレスのパターンも複雑かつ多様化しているのです。そのため、心理学では、固定観念や先入観を持たずに様々な問題に対応できる柔軟性のある見識が必要となります。
心理学が活かされるのは、病院や相談所などの専門施設だけではありません。何故ならば、〝患者〟と成り得る人というのは、けっして非日常生活から生まれるものばかりではないからです。つまり、誰しもが〝患者〟と成り得る傷を心の中に多少なりとも抱え生活しているということです。それは年齢を問いません。
以前は、近所付き合いなども今と比べてもっと活性化していました。「子供は地域で育てる」の言葉通り、母親が育児ノイローゼになったり、子供が一人で家に閉じ篭るなどということは、少なかったと思います。時代の流れと共に生活形態が変わるのは当然。
小等教育などで問題化している学級崩壊などの改善方法として、子供が興味を持つような学級・授業を構築するために心理学を応用して、プリントや教室内の色使い、物の配置、脳の活性化を促すBGMなどのあらゆる手段を講じることが出来るでしょう。